SNSなどで話題となっているDr.Stickですが、使った感想などがないとなかなか購入に踏み切れないものです。「リモートワークが増えて喫煙する量が多くなった…。外に出ても喫煙所が閉鎖していて吸うところがない…など、喫煙者には肩身の狭い時代に…。」
タバコの値段も上がっているので、せめて節煙だけでもとおもっているあなたにおすすめの商品でした。
「話題となってはいるけれど実際どうなんだろう…」という方も多いでしょう。そこで、今回は実際にDr.Stickを手にして、吸ってみての感想をレビューしていきたいと思います。
Dr.Stickのスターターキット
届いた箱を早速開封してみると、中身は本体と充電用のケーブル、リキッドが入ったカートリッジが入っています。手に取ってみると、本体はかなり薄くてコンパクトになります。
充電用のケーブルはmicro USBのTypeB。いろいろなところで使われているケーブルなので代用も可能。(充電器はなるべくその商品の純正品をお使いください)
タバコもついに平べったくなってしまったのかという印象。VAPEなどでもリキッドをいれるところが見えたりしていますが、使い捨てポッドのメリットと言ったところでしょうか。
Dr.Stickの使い方
故障や不具合などを回避するためにも、正しい使い方を理解しておきましょう。
- PODを装着する
- 吸引する
充電してポッドを差し込んで吸うだけ。使い方はとてもかんたんで手軽に吸えちゃいます。
最初届いたときに本体は充電されていないため、充電をしながら説明書などを見ておきましょう。
充電方法は、PCやモバイルバッテリーなどからタイプBの充電器を差して充電するだけ。コンセントタイプではないので、USBが使えるものがあれば大丈夫です。
吸引時のみ電源が入るタイプなので、吸引する際に本体のランプがつくか確認しましょう。
充電中は赤色のランプが点灯し、充電完了すると緑のランプになります。
充電時間は約40分。電子機器なので使いすぎると熱を持ちます。熱を持たなくても短時間で吸いすぎた、使いすぎたなどの場合は保護機能が作動し、吸えなくなることもありますのでご注意ください。この場合は故障ではなくしばらくすれば吸うことができますので、故障かなと思ったら一旦冷やすなど、放置しておくと良いでしょう。
Dr.Stickを使った感想
それでは早速Dr.Stickを吸ってみましょう。本体を充電し、備え付けのカートリッジをはめて吸ってみます。
このドクタースティックは吸うときだけ電源が入るタイプなので、スイッチ操作などは不要。車の運転中などでも使え、タバコのニオイが残らないので運転中のイライラもなく吸えました。
味
同梱されているものはレギュラータイプの「ストロングメンソール」。煙草の苦みを表現されている、とのことですが全体としてちょっと甘めフレーバーです。
プルーム・テックのメンソールを吸ったことがあればそれに近いと思っていただければと思います。
味についてはフレーバーを問わずグリセリンなどが使われているので、甘みは消せないのかもしれません。
吸い心地
吸い口もタバコの丸みとは違いますが収まりがいいです。四角いので口当たりが硬いのではないかと不安でしたが、唇で咥えてみるとなかなか丁度いい収まり。紙巻などのフィルターを咥えるのと似たような感覚で吸えるので、見た目とは裏腹にタバコに近い感覚で吸うことができます。
キック感
キック感としては、タールが1~3mgの煙草に近い感じがあり、元々軽い煙草を吸っている方ならば物足りなさはなさそうです。煙の量もなかなかというか思った以上の量で視覚的にも満足できます。
キック感を求めるならストロングシガーがおすすめ!
匂い
副流煙の匂いはフレーバーの匂いがありますが、壁や衣類に残る匂いはほぼありません。加熱式煙草の匂いは意外と人に気付かれてしまいますが、Dr.Stickの匂いはほぼ気づかれませんでした。アロマスティックのように香るため、人と一緒にいる際に吸っても「いい匂いだね」と言われるため、匂いを気にする必要がありません。
口コミもチェックしてみてくださいね。
Dr.Stickは吸いたいタイミングで吸える
Dr.Stickを利用していて「これはいい」と思った点は、吸いたい時に吸いたい分だけ吸うことができる手軽さです。紙巻や加熱式の電子タバコの場合一口だけ吸いたい、となった時に残りの部分は捨てなければなりません。しかし、Dr.Stickは吸いたい分だけ吸うことができるので勿体ない思いをすることはなく、経済的です。
運転中や休憩中など、火を使わず、しかもひと吸いだけでも吸えるというメリットがありました。タバコに火をつけた瞬間呼ばれて、タバコ1本無駄にしたりするときって本当にもったいないなと。そういったロスが少ないのもこの商品の特徴です。
ゴミが出にくい!
Dr.Stickは1つのカートリッジで長く吸うことができます。そのため、Dr.Stickから出るゴミが少なくて済みます。気が付くと灰皿が吸い殻や吸い終わったスティックでハリネズミのようになっていたりします。出るゴミは少なく、プラスチックのためそのままゴミ箱に捨てることができるので、私のような者にはとてもありがたいです。
Dr.Stickの短所
Dr.Stickを使っていて概ね満足しています。しかし、使っていく中で「もう少しこうだったらいいなぁ」と思った点なども存在します。
タバコとの併用などドクタースティック単体使用でなければ問題ないかもしれませんが、タバコの用に短くなるわけでもないため、いつまででも吸えてしまうのもデメリットのひとつかもしれません。
それと上記の理由もありバッテリーの持ちがあまりよくありません。コンパクトなサイズを考えると多いようにも思いますが、一日外で持ち歩くにしてはもう少し容量が欲しいと思いました。なので、モバイルバッテリーを持ち歩くことが必要となってきます。折角Dr.Stickがコンパクトなサイズでもモバイルバッテリーを持ち歩くとなると、そのサイズ感の良さを生かせていない気がしました。
他には、持ち運び時にポッドからの液漏れが稀に起こります。
リキッド液を注入するものではないので、吸口から漏れるぐらいなのですが拭いて利用するか持ち運び時にひっくり返らないように持ち運びする必要がありそうです。
Dr.Stickを使った感想を踏まえてこんな人におすすめ!
Dr.Stickを使用した感想を踏まえて、Dr.Stickがどんな人におすすめできるかを考えてみました。まず、軽い煙草を吸っている方と既に電子タバコを吸っている方にはおすすめできます。キック感もそこそこにあるので、違和感なく移行することができます。
次に、ニコチンそのものよりも喫煙自体が習慣になっている方にもおすすめできます。喫煙自体、ちょっとした時間つぶしであったり、一時的にその場を離れたりといった役割があり、ニコチンそのものよりもそういった副次的な効果が習慣として身についている場合があります。そういった方にとってはこのDr.Stickはとても合っているでしょう。