加熱式タバコ

第4の加熱式タバコとして注目されているPULZE(パルズ)の味はどんなもの?

世界第4位のタバコメーカー、インペリアル・タバコ・ジャパンという会社をご存知でしょうか?

ダビドフやゴロワーズといった葉巻に近い本格派タバコ、手巻きタバコ葉の定番とも言えるドラム、電子タバコのmyblu(マイブルー)の名前にピンとくる方にとってはお馴染みの会社かもしれませんね。

そんな同社から発売されているデバイスが「PULZE(パルズ)」。

IQOS(アイコス)と同様の中心加熱方式(加熱部はアイコスがブレードなのに対してヒートピン)を採用しており、約345度の高温加熱が可能ということで、これまでの加熱式タバコデバイスに迫る勢いがある、と最近注目されています。

そんなパルズですが、やはり気になるのはその「味」ですよね。どれくらい美味しいのか?紙巻きタバコと同じくらいの喫味を感じられるのか?

今回は気になるパルズの味わいについて紹介していきたいと思います。

レギュラータイプは「レギュラー」「インテンス」の2種類

パルズは専用タバコとしてiDスティックを用意しているのですが、喫煙感が欲しいという人に人気のレギュラータバコに相当するのが「レギュラー」と「インテンス」の2種類。

まず「iDスティック・レギュラー」の方ですが、安価なタバコにありがちな酸味が少なく臭みのない、上品とも言える味わいをしています。

高品質なタバコ葉で感じられるウッディーな香りと、イガ味が少ないシルキーな蒸気も魅力的です。加熱式タバコ特有のニオイもあまり気になりません。

ただ、クセや蒸気量が控えめなことに物足りなさを感じる人もいるかもしれませんね。

対して「iDスティック・インテンス」の方ですが、フィルターを改良することで蒸気とタバコの味わいを最適にミックスできるようにした、といううたい文句の通り、レギュラーよりも一層紙巻きタバコを吸っているような感覚を味わえます。

海外タバコのような金属的な風味が感じられるのもインテンスの特徴。ヤニ感もしっかりあるので、紙巻きタバコユーザーも満足感が得られそうです。

それでいて、やはりこちらも加熱式タバコ特有のニオイが抑えられているのがいいですね。

ただ、パルズには345度の高温で加熱する「標準モード」の他に、315度で加熱する「エコモード」という2種類の加熱モードが備わっているのですが、エコモードにしてしまうと味が弱まる傾向にあります。

その分標準モードで吸うよりもさらにニオイがカットされるのがメリットともいえますが、よりタバコ感を求めるなら、やはりより高温で加熱した方が良さそうです。

メンソールタイプは「メンソール」「ミント」「スーパー・カプセル・クラッシュ・メンソール」の3種類

パルズの専用タバコ・iDスティックのフレーバーの中でメンソールタイプに相当するのは、「メンソール」「ミント」「スーパー・カプセル・クラッシュ・メンソール」の3種類。

まずiDスティックメンソールは、強い爽快感やガツンとくるくらいのメンソール感が好きな方には吸いごたえ・満足感ともにオススメできます。

ただ、その分吸い終わった後もスースーした感覚が残り続けるので、ここは好みが分かれそうなポイントですね。

対してiDスティックミントの場合、メンソールを控えめにした代わりにミントの風味を全面に押し出した、という味わいになっています。

ただ、そのミント感の強さゆえに味が歯磨き粉っぽい、と評価する人も。ミント特有の薬草っぽい風味が苦手な方にはあまりオススメとは言えないかもしれません。

最後にiDスティックスーパー・カプセル・クラッシュ・メンソールについてですが、以前発売されていた「スーパー・カプセル・メンソール」の後継となるもの。

紙巻きタバコでも同様の仕様の銘柄がありますが、好きなタイミングでフィルター内のカプセルを砕くことで、強いメンソール感を味わえるフレーバーです。

変な酸味がなく、紙巻きタバコに近いキリッとしたメンソール感を味わえるので、特にカプセルを噛み砕くタイプの紙巻きメンソールタバコを愛用していた方にとってはオススメと言えるでしょう。

第4の加熱式タバコとして注目されているPULZE(パルズ)の味わいは?まとめ

ここまでパルズの各フレーバーについて紹介してきました。

現在発売されているのは初代モデルのデバイスということもあり、独特の機能やそれに伴う使い勝手の点で戸惑う人もいるかもしれません。

ただ、加熱式タバコ固有のニオイが少ないことやタバコ感を十分に味わえる点は大きなメリットとも言えます。

まだパルズを試していない、という方は、この機会にぜひ手に取ってみてくださいね!