JTから販売されている、加熱式タバコのプルーム・エス。
プルーム・エスを吸うと健康に悪影響を及ぼしてしまうのか、気になるところです。
この記事では、プルーム・エスの有害物質や健康被害についてまとめてみました。
プルーム・エスでタールやニコチンは発生するのか?
JT公式の見解によると、プルーム・エスはたばこ葉を燃やしているわけではないため、タールは発生しないそうです。
一方ニコチンに関しては、一概に紙タバコと比較することは困難ですが、JTのブレンダーの評価によると、テイスト・アクセル機能をオンにした場合、中高タールの紙タバコと同程度には感じるとされています。
ここからは憶測でしかないのですが、ニコチンに関しては中高タールの紙タバコと同じくらい含まれていたとしても不思議ではないですね。
プルーム・エスに健康懸念物質は含まれているのか?
WHOが健康リスクの観点から含有量の低減を優先して推奨している9つの物質について、プルーム・エスにどれくらい含まれているのかを調べました。
詳しくはJT公式ページに懸念物質等の詳細データが載っているので気になる人はチェックしてみよう。
https://www.jti.co.jp/tobacco/responsibilities/guidelines/constituents/plooms/index.html
このように、プルーム・エスはタールが発生しないとはいえ、いくつかの健康懸念物質が含まれていることがわかります。
また、JT公式からはプルームテック、プルームテック・プラス、プルーム・エスに含まれるニコチンの量が明記されています。
種類 | ニコチン量 | パフ単位 |
プルームテック | 0.01mg~0.02mg | 10パフあたり |
プルームテック・プラス | 0.03mg~0.04mg | 10パフあたり |
プルーム・エス | 0.02mg~0.03mg | 10パフあたり |
確かに、プルーム・エスにはニコチンが含まれています。
しかし、0.02~0.03mgと超微量で、マルボロのおよそ50分の1程度しか含まれていません。
一概には言えないと思いますが、少なくとも紙タバコよりはマシと言えるのではないでしょうか。
結局プルーム・エスには健康のリスクがあるのか?
上記の通り、プルーム・エスにはニコチンや健康懸念物質が含まれています。
また、JT公式ページには、以下の通り健康リスクについて見解が示されています。
”プルーム・エス専用のたばこスティックには、たばこ葉を使用しています。このため、プルーム・エスの使用は健康へのリスクを伴います。”
https://ploom.clubjt.jp/support/s/faq/
紙タバコよりはニコチン量が少ないとはいえ、健康リスクが気になる方はニコレスやコバトなどニコチンゼロの加熱式デバイスにシフトするのが良いでしょう。