プルームテックは、JTが販売しているスティック型の低温加熱式タバコです。
ニオイがほとんどしないということで会社や車内、室内など、ニオイを残したくないところで吸うために購入する方が増えてきました。
ただ吸いごたえが物足りないなどのデメリットもあり、なかなか踏み込めない方もいるのが現状です。そんなプルームテックについて実際にレビューしてみました。
プルームテックとは
元はPloomという商品があり(現在販売されていません)それが改良され全国流通した物がプルームテックです。
プルームは2013年12月の発売当初、公式サイトの通販のみでしたが、2014年に原宿のカフェで対面販売をしていたこともありました。2016年2月にプルームは販売停止し、2016年3月からプルームテックがテスト販売された流れになります。
その後プルームテックは、2018年6月から全国発売となりました。
PloomTECH 名前の由来
プルームテックの名前の由来はPlumeとCloudをかけ合わせた造語であるPloomに、テクノロジーを表すTECHを組み合わせて作られた造語となっています。
JTから発売されているこのプルームテックについて口コミや評判、レビューを見ていきましょう。
プルームテックの口コミや評判
新品の正規品を購入したのに不良品でした…。
たまに不良品が混じっているようで、交換対象となっています。補償も1年あるので、初期不良などはすぐに交換依頼を出しましょう。
JTに確認しましたが、一定数不良品があるようで…。お手数ですがJTのサポートセンターまで問い合わせてほしいとの回答を頂きました。
吸った気がしない!
紙巻タバコから変更した際は、物足りなさがあるかもしれません。元々ミリ数が高いタバコを吸っている人には物足りないでしょう。
禁煙を考えて、ミリ数を1~3ミリまで落としてる方は意外に問題ないかもしれません。
吸い終わりが分からなすぎて、永遠吸ってて、暇があると秒で無くなる。
いつでもどこでも気軽に吸えるというメリットが、吸い過ぎというデメリットに繋がった例です。最初はヤニクラになるぐらい吸ってしまいますが、ある程度落ち着くと自分で調整できるようになるので、ヘビースモーカーでなければ大丈夫そうです。
美味しく吸えるのはカートリッジ交換して20パフくらい。
味が一気に落ちる。
パッケージリニューアル前は後半味が薄い部分もありましたが、リニューアル後はカートリッジにも味付けされており、最後の方まで味がしっかり残るようになりました。
加熱式たばこでピアニッシモが選べるのが良い。デザインもおしゃれでスマートなので、女性でも吸いやすいし、家にあっても雑貨みたいな見た目でかわいい
シンプルなデザインは好みに左右されず誰でも使えるのがメリット。ただ味気なかったりシンプルでコンパクト過ぎてちゃっちいと感じてしまう人も。
作業服のペン差しに収まるサイズで持ち運びが便利というメリットもあります。
プルームテックは初期不良品が多い?
電子機器なのでやはり初期不良品も存在する。どんなシステムかは分かりませんが、吸えば自動的に電源が入り、吸わない時は電源オフ。シンプル設計だからこそ普通に使っていれば故障しないのだけれど…。当たりはずれは少なからずありそうです。
ただし、1年補償もあるため不良品であれば交換対応してくれるので、安心して使っていきましょう。
味やにおいについて好みはさまざま
タバコの種類がとても多いのはご存知の通り。それだけ人の好みも分かれるということ。口コミに惑わされず自分好みの味を見つけられれば、プルームテックへの移行は難しいものではないのかなと思います。
少しでも禁煙、節煙しようと思っているのであれば一度試してみる価値あり。食わず嫌いで手を付けていなかった人も、試してみると意外にイケるかもしれません。
もし、好みが合わなくても車内や室内専用として「吸いたいけれど吸えないときのサブ機」として持っておくと便利です。
プルームテックを実際に使用して検証レビュー
口コミや評判をチェックしてみましたが、個人的な仕様感をお伝えしたいと思います。
私が一番最初にプルームテックを手に入れたのは全国販売して間もないころ。この頃のプルームテックは今みたいにバッテリー容量が大きいわけでもなく、カプセルの味も後半薄まっていく感じがしていました。
ただし、現行のプルームテックは最後まで味が続きますし、吸いごたえもアップ。マウスピースを使えば衛生面も安心ですし、マウスピースを付けた方が吸いごたえもアップします。
ミストが出るただの電子タバコと違い、ニコチンを摂取できるのがプルームテックの利点で、紙巻タバコからの移行でも、最初少し我慢すれば移行は難しくないという結果となりました。
私個人が完全移行できなかった理由は、紙巻タバコからの移行だと物足りなさを感じること、くわえたばこがしづらいこと、フィルターがない分、なぜか物足りなさがあるといったところです。
最終的にはアイコスに落ち着きましたが、部屋で吸う際のサブ機として、デザート系フレーバーを吸うために、仕事中や移動中、車内で吸うためにという用途で使っています。
車での長時間移動で吸えない時にはかなり重宝するのでおすすめですよ。
プルームテックのフレーバーは全10種類

プルームテックのフレーバーは全部で10種類。毎年季節限定品も出ているため、販売された種類はもう少し多いです。
この期間限定フレーバーも美味しい物が多く(外れもあるけれど…)季節が終わってしまったり、在庫がなくなるともう吸えなくなってしまうのは残念…。
通常販売しているものでお気に入りを見つけ、期間限定品で好みの味を見つけたら多く買っておくと良いでしょう。期間限定品は取り扱いがなくなると基本的に吸うことができないため、注意しておきましょう。
まだ自分に合う味を見つけられてない方は、プルームショップなどで味見をして自分好みの味を見つけるのが得策。お店に立ち寄れないという方向けに全フレーバーの短評をお伝えします。
全フレーバーの味見をしてヤニクラになるかと思いました…。
レギュラー(メビウス)
プルームテックの中で一番レギュラーっぽくスムースな吸い心地。
キック感もあり、喉へくる感じもタバコそのもの。レギュラータバコから移行する場合は断然これがおすすめ。
ブラウン・アロマ(メビウス)
苦みと甘みがマッチしたモカテイストのフレーバー。レギュラータイプではありますが甘さもあるタイプで好みは分かれそう。
香りを楽しみつつ、甘みのあるテイストで大人なあなたにピッタリ。メンソールが苦手だけど甘めのタイプがいい人におすすめ。
メンソール(メビウス)
メンソール系の王道といっても過言ではない。少し甘みのあるタイプで、すごく簡単に言うならばミント系のガムのようなイメージ。
ガッツリとした甘さではないので、普段メンソールを吸っている人なら問題なく移行できます。メンソール系は種類が豊富なので、好みの味を探してみるのも手でしょう。
レッド・クーラー(メビウス)
リンゴの甘みと酸味を味わえるフレーバー。味のバランスも良くメンソール感もちょうどよい。王道のメンソール以外で試すならレッドかパープルがおすすめ。
パープル・クーラー(メビウス)
レッド同様にメンソール系の王道から少し外すならこのパープルもおすすめ。ベリー系の香りにメンソールといった最近流行のフレーバーです。
ブルーベリーガムが好きなら断然こっち!
ミックス・グリーン・クーラー(メビウス)
夏におすすめ、みずみずしさと甘さが程よい梨のMIXフレーバー。甘すぎず梨を堪能できるので、梨好きにはかなりおすすめですが、タバコっぽさを求めちゃうとコレジャナイ感がありそう。
フルーティーなテイストを求めている方にはピッタリかも。
ここからはフルーティーなピアニッシモ系の紹介です。
ストロベリー・マンゴー・ピンク・クーラー(ピアニッシモ)
ピアニッシモ系のカートリッジは白色になります。本体の色と合わせて使うとオシャレですね。
ストロベリーマンゴーは完熟フルーツのMIXフレーバーで甘めのメンソールタイプ。デザート感覚で吸うにはちょうど良さそうな味で、ダイエット中の間食代わりに吸うという手も。
禁煙しようとすると間食が増えますし、ニコチンなしのタイプへの移行中にもおすすめ。
レモンティー・ゴールド・アロマ(ピアニッシモ)
タバコなのにアロマって言っちゃうほどの商品。上品なレモンティーを味わうならコレ。
メンソールタイプではなくレギュラータイプで、しっかりとローストされた味を楽しめます。ピアニッシモらしくない吸いごたえで、満足感は高め。
パイナップル・ピーチ・イエロー・クーラー(ピアニッシモ)
パイナップルとピーチという甘めの組み合わせ。がっつりフルーティーな甘さを求めるならコレ。
カクテルのようなジュースのような甘さがあります。メンソールはきつくなく、デザートフレーバーとして喫煙するならおすすめです。
アリア・メンソール(ピアニッシモ)
ピアニッシモでメンソールを吸っていた人ならこれで間違いなし。優しさと清涼感のあるミントフレーバーで、ガッツリメンソールではなく優しさのあるメンソールが良いという人におすすめ。
プルームテック自体に物足りなさがある人は、ピアニッシモよりもメビウスがおすすめですが、もともと1ミリ~3ミリを吸い慣れている人はピアニッシモで好みの味を見つけるというのがおすすめかもしれません。
フルーツ系のたばこカプセルは好みが分かれるため、プルームショップなどで試し吸いしてから購入するのが良さそう。タバコカプセルと言えど490円。全部試すなら4900円かかってしまいますし、好みでない味を買ってしまったら吸い切るのも難しいですからね。
プルームテックへ移行して初めてのフレーバー選びであれば、レギュラータイプならレギュラー、メンソールタイプならメンソールが王道。少しフルーティーな感じにするのであればレッドやパープルなどが吸いやすくておすすめです。
ピアニッシモのアリアメンソールも悪くはないのですが、物足りなさを感じるかもしれません。王道のラインナップから始めていくことで、プルームテックにも慣れ、他の味も楽しめるようになります。そこから色々なフレーバーに手を出してみるのがプルームテックを続けるコツの一つになるでしょう。
プルームテックの本体価格
プルームテックの本体価格は2,500円。発売当初は4,000円だったためだいぶ安くなりましたね。
バッテリー部分のみの購入であれば1,500円とお買い得。
フレーバーごとに使い分けたり、自宅や職場、車用など、場所別に使い分けることも可能です。
予備を持っていれば急な充電切れにも対応できるのでオススメ!色々なアクセサリーも販売しているのでJTの楽天公式サイトでチェックしてみよう。
フレーバーは楽天での購入はできませんが、値段は490円と他の加熱式タバコよりお買い得。禁煙、節煙、節約目的として本数を減らすためにサブ機として使う人も増えてきました。
この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
プルームテックのメリットデメリットまとめ
- 紙巻タバコからの移行は、現在吸ってるミリ数によって難易度が違う。
- メインで使えるようになるまで、サブ機としての運用がベター。
- 紙巻タバコさえ吸わないようにすれば、物足りなさも感じなくなる。
個人的に、紙巻タバコを吸っている間はプルームテックだと物足りないと感じていました。今現在のメインはアイコスですが、紙巻タバコの臭さや口に残るタール感が苦手になるほどです。
このタイミングでプルームテックを吸ってみると、ニオイもなくいつでもどこでも気軽に吸えるプルームテックに感動を覚えるほど。
吸いごたえも満足ですし、フレーバーの種類もたくさんあり飽きることなく吸っています。これでもまだ物足りないという方は、プルームテックプラスなどを試してみてはいかがでしょうか。